今回はインパクト抜群の熱血マシン【火の玉ボーイ（1991年／西陣）】をピックアップ！
ユニークな演出と当時としては画期的なデザインで、ホールを熱狂させたアナログ感満載の一般電役機です。
本機は、中央のスタートチャッカーに玉が入るとデジタルが回転。奇数図柄が揃えば大量出玉の大当たり、偶数なら短時間開放と、シンプルな構成ながら、とにかく演出が熱い！
“火の玉”という名の通り、盤面には炎をイメージした大胆なデザインと、エネルギッシュな役物が満載。まるで画面から飛び出してきそうな迫力と熱気で、プレイヤーの視線を釘付けにしました。
そして、タイミングによっては玉が一時的に溜まり、そこから一気にVゾーンへ流れ込む“幻の貯留役物”のような挙動も…！予測不能な瞬間がクセになる、まさに“ド派手にして奥深い”一台でした。
そして、1991年といえば――
チャゲ＆飛鳥の『SAY YES』が社会現象的ヒットとなり、槇原敬之の『どんなときも。』が若者の心をつかんだ年。米米CLUBの『君がいるだけで』も耳に残る名曲として、多くの人に愛されました。
まさにJ-POPが本格的に“歌詞で心を打つ”時代へと突入した、そんな節目の年でもあります。
テレビでは、トレンディドラマ全盛期。『東京ラブストーリー』が空前の大ヒットを記録し、カンチとリカの恋模様に日本中が釘付けに。また『101回目のプロポーズ』では「僕は死にましぇん！」の名台詞が社会現象に。
ホールでは火の玉ボーイの演出に手に汗握り、夜はドラマの恋愛模様に涙する――1991年は、“感情”が世の中を動かしていた年だったのかもしれません。
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コメント
これすきだったなぁ。