今回は競馬ファンとパチンコファンの心を鷲掴みにした異色マシン【ダービーキング(1992年/西陣・ソフィア)】をピックアップ!
“走る馬”をイメージしたダイナミックな役物構造と、射幸心を絶妙に煽る演出バランスで、多くの打ち手を熱くさせた異色の羽根モノです。
本機は、羽根に拾われた玉が中央の“競馬コース風ステージ”に運ばれ、まるでレースのようにVゾーンへ向かって突進!
盤面には馬や騎手を模した装飾が施され、玉の動きに“レース展開”を重ねる作りが魅力でした。
中でも印象的なのは、玉が役物内で滞留したあと、一気に加速してVゾーンを駆け抜ける“貯留的挙動”。この一瞬のスピード感と爽快感がクセになり、“幻の貯留役物”を思わせる瞬発力を体感できる一台でした。
また、台のクセを読み、玉の通過パターンを分析すればVを狙える攻略性もあり、「ただ見ているだけじゃ終わらない」羽根モノとして、コアファンの心を掴んで離しませんでした。
そして、1992年といえば――
B’zの『ALONE』や中山美穂&WANDSの『世界中の誰よりきっと』が多くの人の心を掴み、trfやZARDなど小室ファミリーの台頭も始まるなど、J-POPシーンが加速し始めた年。アップテンポなサウンドと切ない歌詞のバランスが、多くの若者に響いていました。
テレビドラマでは、浅野温子&柳葉敏郎主演の『愛という名のもとに』が社会現象を巻き起こし、友情と喪失の物語が大きな反響を呼びました。また『振り返れば奴がいる』のようなシリアスな医療ドラマも登場し、視聴者の心に深く残る名作が続出した時代。
そんな1992年、ホールではダービーキングのV入賞に歓喜し、テレビでは濃厚な人間ドラマに胸を熱くする――熱と感情が交差する一年だったのです。
そんな1992年、ホールではダービーキングのコースを転がる玉にまるでレース観戦のような一喜一憂が広がり、誰もが“自分の馬”に夢を託すようにVゾーンを見つめていました。
ダービーキングはまさに、「遊び心」と「勝負感」を兼ね備えた90年代羽根モノの名作だったのです。
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コメント
この台で馬の歯に当たってVに入らなかった事ありましたw